アニメ感想
「本庁の刑事恋物語 偽りのウェディング」(06/08/21放送) スペシャルという素敵な扱い、嬉しかったです〜。「揺れる〜」以来ですかね、スペシャルの扱いは。 冒頭から白タキシード姿の高木刑事が出てくるので、「おっ!アニメオリジナル!!」と早速画面に食いついた管理人。(笑)佐藤さんといよいよ結婚できると喜色満面な高木刑事ですが、目暮警部に連れられてやってきた花嫁は由美さん。この時の高木刑事の慌てよう、そして周りの皆様の反応、よかったです〜。個人的には、式の最中にハンバーガーを食べている千葉刑事と、「右、左…」の目暮警部が好きです。(笑) そして、怒りの佐藤さんに投げ飛ばされたところで目が覚めた高木刑事。これからの出来事を暗示するかのように、飾られていた佐藤さんとのツーショット写真が倒れます。……ええぇっ!?いつの間に撮ったんですコレ!?服装からするに、あの「恋物語5」のマリンランドでの写真のようです。そしてそして、部屋も豪華(?)になってます。「恋物語6」では畳に布団だった高木刑事ですが、今回はフローリングにベッドでした。「よかったねぇ〜」と、独りで勝手に安心した管理人。(笑) そして話は翌日へ。毛利探偵一家の様子に移ります。ここからは基本的には原作の流れですね。ブーケをキャッチしようとした蘭ちゃんから横取りする毛利探偵が、何だか可愛らしい。(笑) そんなご一家の目の前に現れた、白タキシード姿の高木刑事。続けて現れたのが佐藤刑事ではなく由美さんだったことで、驚く毛利探偵と蘭ちゃん。ここから続々と本庁メンバーが登場して、今回の事の成り行きを説明していくわけですが。高木刑事にくっつく由美さんに、「調子に乗りすぎ」とか「くっつきすぎ」といちいち頬をつねる佐藤さん、可愛らしいですよね〜。そして、管理人が勝手にコナン界での高佐ファンの代表だと思っている蘭ちゃん。何で替え玉の高木刑事の相手が由美さんなのか、と不満げに言ってみたり、二人に似ているという本物の新郎新婦の写真をみて「そーお?」と唸ってみたり。ファンの心理を代弁してくれています。私も、高木刑事と新郎は似てないと思いました。むしろちょっと気持ち悪かったり。(←コラ) そして原作と微妙に変えてあったのが、この後。新郎新婦の元へ向かう警部たちについていく時に、蘭ちゃんが一人で、写真家の人があちこちで花嫁と花婿の写真を撮っているのを目撃します。原作ではもっと後で、しかも佐藤刑事と一緒に目撃しますよね。冒頭に入った高木刑事の夢のエピソードの利用のために、こうなったんでしょうけど。だからその後も、蘭ちゃんが目暮警部の伝言として伝えるはずだったことを目暮警部が佐藤刑事に直接指示していますし、佐藤刑事が犯人推理のヒントを見つけるシーンの相手は高木刑事に変わりました。 さて、その高木刑事とのシーンに行き着くまでが、またまたオリジナル。トイレから出てきながら、昨夜は何であんな夢をみたのだろうと高木刑事が疑問に思っていると、女性3人組の声が流れてきます。それは正夢だ、潜在的な願望だ、そうなる運命なのだ、と畳み掛けるような言葉の数々。そこへタイミングよく現れた佐藤刑事。高木刑事、必死に上記の3つは嘘だと告げますが、佐藤さんが理解できるはずもなく。こんな所で何をしているのかと佐藤さんに怒られたあげく、女性3人からも立ち聞きなんて嫌な感じだと非難の目を向けられます。散々です、高木刑事。(苦笑)その後、さっきの佐藤刑事が犯人推理のヒントを見つけるシーンになるわけですが、ここも、新郎さんが腕を骨折してギブスをはめている、という原作よりもわかりやすい描写になっていました。 そしてそして、やっぱり盛り上がるのは、犯人に佐藤さんが飛び掛るシーン。刺された後に、「知ってた?コルセットって…」と語りウィンクする佐藤さん、カッコイイですー!背筋があって防護服が入らないというのも、何だか彼女らしい。(笑)そして蘭ちゃんも、原作よりはちょっと戸惑いつつも、犯人に見事なキック!教会の外に出てきた佐藤さんも、犯人と間違えて高木刑事を背負い投げ!やっぱり闘う女性はかっこよくて素敵です♪投げ飛ばされて、他の刑事さんたちに大笑いされる高木刑事は哀れでしたが。(笑) ラストは、ポスターの恥ずかしさに「早く行って!」と高木刑事の背を押す佐藤さん。このシーンが水彩画(?)っぽくされていて、いい感じでした。もちろん、千葉刑事と白鳥さんのやりとりも素敵でしたけど。(笑) 他に管理人が気付いた、アニメオリジナルの部分はですねぇ…。(全てじゃないと思いますが) ◎「温泉サイトの管理人」という言葉を理解できない目暮警部と、それを教える白鳥さん。目暮警部の英語(カタカナ?)の苦手さが強調されています。(笑) ◎犯人の前でニセの結婚式を始めた目暮警部たちの様子を、コナン君が盗聴。白鳥警部のズボンの裾に盗聴器を仕込んでいて、犯人が包丁を手にしたと知ると、自分も会場に向かいます。原作ではたまたま会場の前を通りがかったようになっていましたが、管理人はアニメの方がコナン君らしいかな、と思いました。(←個人的な意見ですけど。) ◎逃げていく犯人に出くわし、靴に手をかけるコナン君。でも今日は革靴と気付き、ちょっと赤面。(←原作ではいきなり蘭ちゃんの蹴りで、コナン君の出番はありませんでした。) …こんな感じでしょうか。次のお楽しみは…やっぱりキッドがあの方に変装する話ですかね〜♪ワクワク。 |
「本庁の刑事恋物語8 左手の薬指」(07/10/15放送) まずは一言。湯屋さん、復帰がお早い!お子さんが産まれたのが8月の終わりでしたから…今回の話に声をあてられたのは恐らく産後?母は強し、ですね。(←ちょっと違う。) さて、では内容の方に。冒頭の警視庁内シーン、長かったですねー。やっぱり1時間に収めるにはあの原作の話だけでは短かったんでしょうか。でもおかげで、佐藤さんの登庁からの流れや、車発進&現場へGOの流れまで(←どんな表現だ。)が分かって、個人的には得した気分です〜。これが駄文に活かされるかは不明ですが。(笑)わざわざOPとEDの映像を作ってくださったスタッフさんに感謝です。特にOPはかっこよかったです!! 廊下を歩く佐藤さんをチラ見する警視庁の男性方、あまりにもあからさま過ぎる気が。(笑)でもそんな男性陣の中にいたせいか、個人的には佐藤さんに一礼した婦警さんが目立ちました。 そして課室。仲間の刑事さんたちにまで視線の攻撃を受けて、いよいよ佐藤さんもプッツン。原作では怪訝そうな色が強かったですが、アニメでは苛つきの方を強くしてありましたね。でもあの瞬間、怒っている台詞だろうと、ようやく佐藤さんの第一声が聞けて嬉しかった私はバカですか?(笑)その後の蘭ちゃんとの通話中も、「静かにして」の後に「くれるかしら?」とニッコリ付け足す彼女にやられました。ハハハ。 更には、原作ではいなかった目暮警部も登場〜!出番中ずっと電話で話していたのですが、高木刑事が戻ってくるとご苦労さんとでもいうように片手を挙げたり、佐藤さんの言った「人が死んでる!?」にしっかり反応したり。おまけに行ってこいと指と目線だけで指示する警部!それを理解して頷く佐藤さん!素敵すぎます。言葉なしでも通じ合う関係は私のツボ。オリジナル演出にこれまた感謝です。 高木刑事も佐藤さんに呼ばれて課室を出て行きますが、その時コーヒーを押し付けられた白鳥さんの言葉の続きが個人的に気になります。ブラックの方が好きなんだよー、とか(←別に高木刑事がミルク等を入れる描写はなかったですが。)、紅茶の方が好きなんだよー、とか? そうそう、高木刑事といえば、コーヒーを入れつつ自分の取調べを自画自賛していたのも印象的…というか、意外でした。原作ではたった一コマだったのに、台詞も増加。おまけに、原作ではそんなに出ていなかった自賛の雰囲気まで加わっていて。あれは個人的には「うーん…」と思ってしまいました。それに、佐藤さんの指輪を見た後、原作の彼はずっと不穏な色を醸し出していたのに、アニメでは落ち込んで俯くシーンが多くて、これも個人的にはちょっと残念。落ち込まずに不機嫌になる、という原作の流れの方が、高木刑事の佐藤さんと付き合っていることに対する自信(?)を感じられたので。でも、指輪を見て色々と悪い想像をしてしまうのは面白かったですし、彼らしかったですね。(笑) うわ、冒頭の警視庁シーンだけでこんなに語ってしまった。(苦笑)えーっと、事件についてのあれこれはもう既に原作コミックスの感想で語っているので、今回は一つだけ。犯人の出島さんがシャープペンシルの芯を折ってしまうシーンですが、諸口さんが秋場さん(←アニメでその姿が初登場しましたね。)のことを語った直後だったのですね。秋場さんのことの真相を知っていたからこそ、怒りで思わず力が入り、芯が折れた…ということでしょうか。ある意味、こんなところに犯人の伏線があったんだなぁ〜…と、今回見て気付きました。(←遅い。) 捜査中は、どうにも素手の佐藤さんが気になりました。漫画では白黒なので、高木刑事と比べても同じ白で違和感がなかったのですが、アニメで色がつくと、どうにも素手は目立ちます。指輪が見えなくなるので話の流れ上、仕方がないと分かりますが…難しいですね。(苦笑)あとは、オリジナルシーンの、コナン君が「綱渡り」と言った時の高佐の二人のイメージ映像に笑い、散々遠回りをしてようやくカセットテープに気付いた大人組にコナン君が疲労感漂う溜め息を吐いていたのにも笑いました。本当、コナン君疲れ様です。(苦笑) ラストのシーンは原作と違い、毛利探偵はいませんでしたね。おまけにコナン君、同乗したことを後悔しています。そんなこと言わず、暖かく見守ってあげて下さい、主人公さん。(苦笑)佐藤さんのおとぼけ発言に「どんだけ〜」と、これまたオリジナルでコナン君がつっこんでいますが、あれは視聴者の代表の声かと。(笑)もちろん、蘭ちゃんは相変わらず、高佐ファンの代表として素敵な発言を沢山してくれています。ほんとにいい子だよ〜。(泣)そしてそして、高木刑事の決死の覚悟の言葉を、わざわざ声をひっくり返してリアルに演じて下さった高木さん(←高木刑事の声の方)に脱帽!とても彼らしくて、思わず笑ってしまいました。(笑) |