botan-ao原作感想1botan-ao

 

56巻「婚約指輪!?@」

 スタートは本庁の捜査一課。刑事さんたちの視線を一身に集める佐藤さんから始まります。とはいえそれは、いつもの(?)熱〜い視線ではなく、疑惑の視線。

 対して、取調べ室から出てきた高木刑事へ向けられるのは怨みの視線。それらを前に「いやー、吐くわ吐くわ…、まるでカツ丼を食べさせたみたいに…」とか言ってる彼が素敵です。(笑)でも、「佐藤さんが指輪をしてるなら、送り主は高木だ」と思われる程度には、周囲の刑事さんたちにも二人の仲は浸透しているようですね。ふふ。(←!?) あ、でも、デートを監視する時点で分かってるか。(笑)

 さて、白鳥さんに言われてようやく指輪に気付く高木刑事。一気に顔色が不機嫌になっています。分かりやすいなー。(笑)まぁ、気持ちはわからなくもないですが。むしろ落ち込まずに不機嫌になるのは、進歩かもしれませんね。

 ここで時間が遡り、話は事件の方へ。蘭ちゃんからの電話とリンクさせて話を前後させているのが、面白いです。青山先生も手を変え品を変え大変ですねぇ…。

 事件についてはザッとしか触れませんが(←というか脳がついてこない)、それぞれの人が持っていた品が強調されていたので、それがトリックに関わってくるのはお約束でしょうね。テープレコーダーとカメラ、フィルムに輪ゴム…。あの女性編集者さんの持ち物には特に気付きませんでしたが。(苦笑)

 そしてコナン君。胸が締め付けられるような息苦しい感覚の時には死体って…。どれだけ勘が鋭いのか。(笑)小五郎さんたちにスグに知らせず、一人で現場をチェックしちゃいますし。邪魔なおじさんが来る前に、ってことでしょうか?(苦笑)被害者の手のアップの鍵や指輪の文字も、何か意味があるんでしょうね。私にはさっぱり分かりませんが。(笑)

 そしてラストはまた本庁で締め。佐藤さん、捜査のパートナーに高木刑事をご指名です。…勝手に相棒を指名していいものなんですかね?(笑)でもこの二人で行ってくれなきゃ、どっちの事件も解決しませんよね、高木刑事!(たぶん佐藤さんのことですから、あまり指輪に深い意味はなさそうですけどねぇ…。笑)

 

 

56巻「婚約指輪!?A」

 1コマ目にアンフィニが登場。佐藤さんが例の如く、すっとばして現場に向かった模様です。(笑)

 さて、ここからは暫く推理になるわけですが。小五郎さんが刑事二人の意見をバンバン否定していきます。珍しー。(←失礼な)

 被疑者それぞれの持ち物も、再度強調されていましたね。成る程、女性編集者さんはメジャーでしたか。(笑)あとは、テープレコーダー…というよりそのテープ、写真のネガと輪ゴムが強調されていますね。共通点は伸ばせば長いことでしょうか?ネガや輪ゴムも、繋げれば長くなりますし。だからどうしたと訊かれると……ん?(←推理できない脳)コナン君によると、窓からベッドまで4mということですから、そこをつなげて鍵を戻すのに使った、ということなのでしょうけれど、トリックはさっぱりです。 被害者の指輪も、逆向きにはめているのがポイントだったんですねぇ。

 注目の佐藤さんの指輪については、高木刑事が途中でコナン君から指輪の話題を振られたり(←結局、被害者の指輪のことでしたが。)、蘭ちゃんが気付いて佐藤刑事に訊こうとしますが、タイミングが合わなかったりと、依然不明のまま。あの表情からすると、蘭ちゃんは高木刑事が送ったと思ってるんだろうなぁ〜…と思っていたら、最後に彼女、「ご婚約おめでとうございます!!」と高木刑事に言っちゃいましたよ!(笑)まぁ、普通そう思いますよね。

否定する高木刑事に蘭ちゃんも仰天です。小五郎さんに至っては「もっと頼りがいのあるイケメンに乗り換えたってか?」とか言われてます。

答えが怖くて訊けないという高木刑事ですが、もっと自信を持ってもいいと思うのですが…。彼女がそんな簡単に別の人に乗り換えるワケがない!(断言) というか、本当に誰かからもらった婚約指輪なら、彼女があんなに平然と職場につけてこられるはずがないと。(←照れて妙な動き(?)をしそうじゃないですか。)次で明かされる指輪の秘密が楽しみです。

 

 

56巻 「婚約指輪!?B」

 3話目は、冒頭で佐藤さんが前回までの総復習をして、お約束の事件解決編です。

 コナン君がいつものお子様モードで誘導しようとしますが、小五郎さん、選んだかのように次々とハズレを取り上げていきます。しかも前回のお返しとばかりに(?)高木刑事や佐藤さんに矛盾を指摘されまくりです。(笑)

 コナン君も痺れを切らしますが、佐藤刑事がいるからと推理ショーは断念。「新幹線護送事件」でバレそうになったことを思い出したようです。そうなんです、コナン界きっての鋭い人なんですよ、佐藤さんは!(色恋ごとには鈍すぎですが。笑)でもアニメのオリジナル話では彼女の前でも推理ショーしてますけどね。

 まぁ犯人は、カセットテープを利用したライターさんでしたが、@で出てきた鉛筆まで関係してきたのにはびっくりでした。(結局、ネガについては触れられもしませんでした。笑)

 さて、問題は佐藤さんの指輪ですが。高木刑事よりむしろ、蘭ちゃんが必死の形相で訊いてくれていました。いい子だなー、蘭ちゃん!高佐ファンの代弁者とでもいいましょうか。 そして事の真相は…魔除け。しかも左の薬指の指輪の意味を知らず、「悪い虫」も本物の虫のことだと思っている…。まぁ、彼女の天然の凄さは分かっていますから、今更驚きませんが(笑)、左の薬指の意味は常識のような気も…。(苦笑)

 高木刑事の「僕の指輪をしてくださいよ!!」という件は、プロポーズが入っていたと思うんですけどねぇ。残念、高木刑事。(苦笑) 「ま、いっか…」で済ます彼も彼らしいですが、結構彼女も嬉しそうに指輪を眺めているので問題ないのかも?(笑)

 ところで私は、由美さんが「悪い虫除け」を意識している方に驚きました。合コンとか行って、相手を探しているのかと思っていたので、意外でした。あ、あと、本庁の廊下を歩く「ポワン」とした高木刑事の顔も新鮮でしたね。(笑)

 

 

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