botan-ao原作感想2botan-ao

 

0745号「ハンマー男」

 冒頭は早速事件のシーンで「ヒーッ」という感じだったのですが、ページをめくると高木刑事と佐藤さんのアップがどーん!思わず右ページのコナン君たちを忘れて、しばらく左ページに見入っていました。(笑)

まぁ、どう考えても原作の佐藤さんの言動とは思えないものだったので(苦笑)、何か理由があるのだろうとは思いましたが、張り込みでしたか。いいですね、二人で張り込み!一度は書いてみたいシュチエーションだったのですが、原作でこんなものを出されてしまったらもう書けませんね。満足です。

被疑者の目を誤魔化すために恋人のフリをするというのは、以前のアニメオリジナル話「消えた誘拐逃走車」のワンシーンを思い出しました。あのときも、佐藤さんに肩に手を回すように言われて、高木刑事が動揺しまくっていましたが。(笑)でも、今回のこのシーンで顔を近づけながら「失礼します」と言う高木刑事の台詞は、すごく彼らしかった気がします。張り込みを誤魔化すため、という佐藤さんの意図に気付かなかったところもまた。(笑)

更に、邪魔して悪かったと謝る蘭ちゃんに「逆に助かった」と言った佐藤さんを見て、管理人は「(街中で高木刑事とキスしなくて済んで)逆に助かった」と解釈し、高木刑事を勝手に哀れみました。(←ひどっ。)もっとも、次のコマですぐにその台詞の正しい意味が判明しましたが。(笑)

 

えーっと、事件に関することは後で書くとして(←うわー。)、千葉刑事が合流した辺りに飛びます。

玄関側の見張りがいないんじゃないか、ということで真っ先に駆け出すのはやはり佐藤さん。ミニスカで駆ける姿が凛々しいです。今回の服装も可愛いなぁと思います。やっぱり仕事の時はミニスカート等、私服では着ないタイプを選ぶのですね。それとも、最近は普段もああいう格好を?……うーん、やっぱりそれはないですかね。(苦笑)

そして、遅れてやってくる高木刑事。相変わらず出遅れてしまったのかと思ったら、ちゃんと千葉刑事から状況や事情を確認していたようです。見縊っちゃっててごめんなさい、高木刑事。(苦笑)

 

ここからは事件について思ったことをつらつらと。(上も充分、つらつらとしていますが。)

まずは、ハンマー男が髪の長い女性を狙っているという点ですが。典型的なパターンでいくと、ハンマー男が前は彼女と一緒に暮らしていたけど、最近は彼女が訪ねてこなくなった、という辺りがヒントでしょうかね?彼女にふられたとかもめたとかで、その腹いせに彼女と同じように髪の長い女性を狙っている、とか。園子ちゃんが蘭ちゃんのことを心配してくれていましたが、逆に前フリなのかと心配になっちゃったり。まぁ、強い彼女なら大丈夫だろうとは思いますけれど…。

それから、佐藤さんが誤魔化そうとした、窓から覗いていた人影。あれはハンマー男ではなく、ハンマー男を襲った人の方ということでしょうか?でもこのシーンから千葉刑事がくるまで、そんなに時間は空いていない感じでしたし、そうなると容疑者の三人はその時は既に千葉刑事たちに捕まっていたのかな?とも思ったり。

後は、逃げるために慌てたとはいえ凶器のハンマー(しかもそれまでの犯行での血もついたまま)を忘れるものだろうか、とか、酔っ払いでも追いかけられる速度で逃げるものだろうか、とか細かい疑問も。まぁ、話を進める上で仕方ない…と言われればそれまでですが。(笑)

 

 

0746号「届けられた悪意」

なんですか、今回の恋物語の高佐テーマはキスですか!?ついに原作でそのシーンを拝める日が!?(←落ち着け。)


 えーっと、事件の方は今回、いつも以上にサッパリです。個人的に気になったのは、ハンマー男が身長約180cmという都市伝説ぐらいですかね。コナン君が靴の先まで当て皮のある靴を気にしていたので、もしかしてその靴を履いて、つま先立ちをして逃げたのかなぁと。(笑)だから身長も高くて、酔っ払いでも追いつける速度でしか逃げられない…とか? でも、宅配便の人の身長が180cmぐらいというのもありますしねー。あ、でもコナン君によれば、そもそもハンマー男はいないんでしたっけ?(苦笑)
 目暮警部、ついに言ってしまいましたね。コナン君の方が頼りになる、しかもそれはいつものこと…そりゃあ誰も否定できませんよ。(笑)
 そんなコナン君、追い出されることもない空気に、ガンガン行動しています。仕切って、咳払いして、指摘して…。最後には蘭ちゃんたちもいる前で、堂々とハンマー男なんていないと宣言。鋭い推理を披露しまくっていますが、大丈夫なのでしょうか?とちょっと心配したり。

 そしてそして、高佐の二人ですよ。
 二人して転んであの体勢…ベタだけどよいですね。咳払いするコナン君がまたよいです。(笑)前回では横向きだった例のシーンの佐藤さんも、今回は高木刑事視点のため正面のお顔が!力を入れて描いて下さって有難うございます、青山先生。
 千葉刑事の発言も気になりますねー。(笑)高木刑事もかなり動揺&怒っていましたが、多分キスをしたわけではないでしょうね。せいぜい腕を組んだとか、抱き締めたとか?
 来週、事件が解決編のようですから、千葉刑事のこの発言の真相も明らかになるでしょうね。最終的には高木刑事の誤解で、ついでに佐藤さんに「いくら恋人のフリをするからって、他の人には『キスして』なんて言わないわよ」なーんてベタなことを言われたら、高木刑事も報われるのですけれどね。(笑)

 

 

07年47号「ハンマー男の正体」

 高木刑事より白鳥さんの方がかっこいいシーンがあるって、どういうことですか?(笑)…ま、それが高木刑事ってことですかね。(←ひどっ。)

 

 前回ガンガン行動していたコナン君は、今回は一転、推理クイーン園子ちゃんでいきましたね。やっぱりコナン君のままで全ての謎解きをしちゃうのはマズイか。(笑)でも佐藤刑事がいるのによくやったなぁ…とも思ったり。本恋8では佐藤刑事のことを気にして、小五郎さんに麻酔針を使わなかったですよね?まぁ、今回疑問を持ったのは目暮警部で、それを救ったのは高木刑事の妙な着眼点による「俯き加減が違う」という発言でしたが。(笑)そのズレた感じ、好きですよ、高木刑事。

 事件の方は、実は他サイト様の先週分の感想で推理を拝読していて、既にそちらの方で「ほほー、成る程―!」となっていたので、本編の謎解きページもスラスラ拝読できました。厚底ブーツ…やっぱりつま先立ちじゃ無理ですか。(笑)厚底ブーツは懐かしさと同時に、目暮警部の過去が分かるあの事件(「封印された目暮の秘密」)も思い出しました。

 あと、前フリかと心配していた蘭ちゃんにも何事もなく、よかったですー。

 

 そしてそして。白鳥さんですよ。ずっと話に出てこなくて、今回は出番ナシなのかな?と思っていたら、最後に急に登場!しかも、犯人の行動をアッサリ読んで、攻撃もビシッと防御!佐藤さんから「グッジョブ!」と言わんばかりに親指まで立てられています。3話の間ずっと登場していたのに見せ場がほぼ無かった高木刑事のことを思うと、あまりの差。(笑)

 

 問題の一つだった、千葉刑事の発言の真相も発覚。て……手かぁ。(笑)個人的には、手を繋ぐ前後での佐藤さんの表情の変化っぷりがステキです。すごく彼女らしい。(笑)

 「言いたくないね」の高木刑事の表情、思わず笑ってしまいました。脳内で、はっきりくっきり、高木さんのお声に変換されて響きましたよ。(笑)

 それから、前回の感想のラストで語った妄想(?)、中途半端に当たってしまいました。やっぱりこの話の流れなら、こういう展開しかありませんかね。(苦笑)でも高木刑事、佐藤さんに言われることなく自力で気付けたのですから、いいことです。

 

 ラストも。ハイハイ手を挙げたり、張り込み大好き発言をしたりする彼が、すばらしく単純でステキです。(笑)しかしまぁ、昔から言われていた「佐藤」はよくある名前というネタが、こんな風に出てくるとは。佐藤警部……覚えておかなくちゃ。(笑)

 

 

back2