拍手お礼B−1
(高木+佐藤+???)
それは、高木がまだ本庁に入って間もない頃。
「目暮警部って、ほんとに仕事熱心な方ですよね〜」
地取りを終えて一課に戻ってくると、高木がしみじみとそんなことを言った。
デスクにコートや鞄を下ろしていた佐藤が振り返る。
「確かにそれはそうだけど、どうしたのよ急に?」
「いや、いつも思ってはいるんですけどね。今日なんか、ほら」
高木が指差す先を見て、佐藤は固まった。
「目暮警部、調べものがあるって、ずっとパソコンの前に座ってらっしゃるじゃないですか。僕らが出て行く時も座ってましたけど、まだ調べてらしたんですね。ほんと、熱心……」
「それ、ちょっとマズイかも!」
「え?」
目暮に向かって走りだしながら、佐藤が肩越しに振り返る。
「知らないの!?目暮警部は機械に弱いのよ!」
「ええ!?」
慌てて後を追う高木。先に目暮の元へとついた佐藤は、必死に目暮の体を揺すっていた。
「警部!大丈夫ですか!?しっかりして下さい!!」
目暮警部、パソコンが判らなさすぎて、エンプティー状態。
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★こうして高木刑事は、目暮警部の機械オンチを知ったのです。(←えぇ!)
まぁ、あくまでもギャグですから……ね?(苦笑)目暮警部ファンの方、ごめんなさい。
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