ONE PIECE キャラへの思い

※管理人は、コミックス派です。ご了承ください!

 

モンキー・D・ルフィ

 ご存じ主人公さん。初めは何にも考えていない、無邪気で無謀で行き当たりばったりな人なのかと思ったのですけれど、コビーとの別れでわざと殴らせるようなことを言ったり、ガイモンさんに空の宝箱をわざと渡したくないと言っているのを見て、「実は本能的にちゃんと考えられる人なんだな」と、割と早いうちに彼への認識が変わりました。考え方自体は、普通の人とちょっとズレていることもありますが、決して間違った方にはズレていないですし。

最近は仲間も増えたせいか、わざと何かをするような行動はあまり見なくなりましたが、その分、船長としての重さがのしかかってきているというか。それに悩みながらも、それでも夢と仲間のために真っ直ぐに前に進んでいく彼は、やっぱり船長で、かっこいいと素直に思えます。

 

 

ロロノア・ゾロ

 読み始めて一番最初に好きになったキャラが彼でした。今では他のキャラの好き度もどんどん上がってゾロと並び、麦わらメンバー全員、順位をつけられないぐらいに好きになってしまったのですが。(笑)

 彼はやっぱり、この一味の副船長的ポジションのような感じですよね。ルフィを船長としてちゃんと立てていて、けれどここぞという時はしっかりと喝も入れる。そうそう誰でもできることじゃない。

 剣士としての武士道も、ストイック過ぎるけれどやっぱり文句なしにかっこいい!なのに、戦闘中にうなぎに見とれてしまったり、技名は駄洒落だったり、極度の方向音痴だったり。(笑)普段の強面からは想像もつかないような、そんな笑える面もあるのが、また魅力ですよね。完璧すぎてはつまらないですもの。

 初期は屈託なく笑うシーンもたまにありましたけれど、最近は見かけなくなりましたね。ちょっと寂しいですが、それだけ彼が心身ともに成長しているということなのでしょうね。

 

 

ナミ

 本当に、同じ女性として尊敬できる強い人です。そりゃあ、クルーの中での裏番長的な(?)地位の強さも勿論ですけれど、何より、心の強さが。

 昔のことで言えば、アーロン一味として独り戦う決意をしたこと。今だって、お宝や身の安全が第一だけれど、仲間の為となれば傷ついても立ち向かっていく。命をかけられる。これはウソップにも通じるところがありますが、悪魔の実の能力や化け物じみた強さを持たない彼女が強敵に立ち向かうって、相当勇気が必要ですよね。ルフィたちのように、自分の力を信じているし自信も持っている人が強敵に立ち向かっていくのとは、また別もの。それができる彼女は、本当に尊敬できます。

航海士としての自信に溢れた彼女の姿も、頼もしくてすごく好きです。

 

 

ウソップ

 彼もいいですよねー。初めて絵だけを拝観した時は、「何だか人気がなさそう…可哀そうに。」という失礼極まりないことを思ったのですけれど、今では彼も私の中でのかっこいい人の一人です。一番身近で、でも一番遠い人ではないかと。

 化け物揃いのこの一味では、彼の反応が弱弱しく映ることもあるけれど、彼こそが普通の反応で。読者も共感できるところ。けれど、いざとなったら、ここぞという時は、ガタガタ震えながらも立ち向かっていける彼の強さは、そうそう真似できないと思います。そういう意味では一番遠い人だな、と。

 化け物じみた強さはなくても、知恵と工夫で戦う彼は、やっぱりかっこいいと思います。百発百中のそげキングもかっこいい! あと、彼のつくホラ話も、個人的にはすごく好きです。(笑)

 

 

サンジ

 見た目とのギャップに一番驚かされた人です。(笑)ガラの悪さにも驚かされましたが、ルフィやウソップと一緒に騒いで、ナミさんに「3バカ」と命名されていた時なんか、こんなに子供っぽい面があるのかと驚きましたもの。最近はチョッパーにその役どころをとられて(?)いますが、それでもたまにはしゃいでいたりするシーンもありますし。その辺りが、ゾロとはちょっと違いますかね。

 戦闘に関しては、料理人として戦闘に手を使わないというポリシーにも感心させられたのですが、何より裏で動くことが多いのが個人的にツボだったり。参謀的なポジションの人が好きなんですよ。(笑)先を読んで冷静に判断、奇策を講じる。しかもそれが見事に的中するからかっこいい!!

 でも、どうにも彼は三枚目ポジションから抜けられないというか。少なくとも尾田先生は絶対、彼を三枚目キャラとして扱っていますよね。(笑)それはそれで面白いですが、時々ちょっと可哀そうになります。

 

 

トニートニー・チョッパー

 人獣型がとにかく愛らしい。チョッパーマンに「キューンスパーク」をされた日には、管理人はロビフラワンと同じ運命を辿るのが目に見えています。(笑)

 だけど可愛いだけでは勿論なくて。医者としての強い意志、そして航海をする中で着実に成長していく海賊としての志。チョッパーは医者ですから、本当は相手を傷つける戦闘は好んではいないと思うのですが、それでも仲間のためになら頑張れる。それに結構、観察眼も鋭くて。勿論、医者という職業柄や、ランブルボールの「頭脳強化」のこともあるのですけれど、アラバスタ戦で、途中参加のウソップに色々と敵のことを分析しながら語っていたのに驚きました。それまではどうも、一番年下で、何事にも純粋無垢な反応を示していたので、幼い子のように感じていたのですけれど、ここぞという時は違うのだな、と。

 この船は無茶する人ばかりですから、どんな局面でも諦めない船医さんの力はやっぱり欠かせません。

 

 

ニコ・ロビン

 年下の私が言うのも変な話ですが、すごく可愛らしく笑う方ですよね。最近は特に。それでいて、大人の余裕もちゃんとあって。かっこいい素敵なお姉さまです。

 最初は敵としての登場でしたが、アラバスタ編を拝読する時には既に、私は彼女が後々仲間になることを知っていたので、そんなに敵意を持たずに彼女のことは見ていました。むしろ、どうやって仲間になっていくんだろう、という風に見ていた気がします。

 彼女といえばやはり、エニエス・ロビー編ですが。とにかくあの辺りは辛くて。「早く戻ってきてー!」と、何度心で叫んだことか。彼女の過去話ももう…。(泣)何が正義で何が悪なんだか、と思わされました。

それでもこうして彼女に、心を許せる真の仲間ができた。本当によかったです!!

 

 

フランキー

 最初の印象はかなり悪かったですね。ウソップのこともありましたから、尚更。でも、私がその巻を拝読している時、世間様では既に彼も仲間の一人になっていて、「何でこの人!?」と。

 でも、読み進めていくうちに成程なぁと。他者の話に涙を零しながらギターって、どれだけ人情派なんでしょう。(笑)「アニキ」と皆から慕われるわけですね。トムさんのことがあったからこその船造りに対する志も、すごく素敵だと思います。

 海パン一つというスタイルも、どうにも初めは苦手だったのですが、最近はすっかり見慣れてしまって。(笑)何よりあの、「海パン返して欲しいなら仲間になれ」事件を拝読した時に、海パン一つでも穿いてくれているだけで有難いと思うようになりました。(笑)

 

 

ブルック

 船長念願の音楽家!初登場時からいいキャラ過ぎて、本当に仲間になってくれないかなぁ…と思っていました。言っていることはある意味自虐的なのに、それを感じさせないスカルジョークも素敵。でも連発されると鬱陶しいのかもしれませんね、あのロビンちゃんが珍しく軽く苛っとするぐらいには。(笑)ナミさんにも、懲りずにパンツを見せてと言ってみたりと、貴重で勇気のある存在。(笑)「マーメイDO!」の反応を見る限りでは、サンジ君とも気が合いそうです。(大笑)ゾロとはまた違う、フェンシングスタイルの剣捌きもかっこいいです。

 あのラブーンとの関係性、アフロを守る理由、ルンバー海賊団員としての過去、その後のたった独りで過ごした50年…。切ない、辛い過去もありながら、それでも明るく前向きな彼は本当に素敵。そしてとても強い方だと思います。

 

 

ネフェルタリ・ビビ

 彼女も初めは敵のような登場でしたよね。それも、どちらかというとちょっとおマヌケさんな感じの。(笑)イメージよりも大分年下で驚いたような記憶もあります。

 でも彼女も、普通の王女様のイメージとはかけ離れた子で。強い意志と優しさを持った、素敵な女の子だと思います。アラバスタ編のラストを拝読している時は、「仲間になって欲しいなぁ。でも自分の国がこんな状態じゃなぁ…」と思っていて。だから、彼女が国に残るという決断をした時も、やっぱりなぁと。

 それでも心は仲間でいたい。海軍がいて言葉での遣り取りはできなかったけれど、腕のマークをお互いに掲げるあのシーンは、やっぱりもの凄く感動させられました。王女として、アラバスタで頑張ってほしいです。

 

 

ゴーイング・メリー号&サウザンドサニー号

 まずはやっぱり、ゴーイング・メリー号。W7編でもう治らないという展開になった時は、呆然としました。この船でずっと航海をしていくのだろうと、何の疑いもなく思っていましたし。でも確かに、思い返せば色んなところがボロボロで。やっぱり諦めるしかないのかなぁと思っていたところに、クラバウターマンの話、そしてあのエニエス・ロビーでの登場ですよ!更には雪の中での別れのシーン!もう、いい船すぎる!大好きだー!!(←落ち着け)

 そんなメリー号の意思を受け継いだサニー号。やっぱり彼らの船の船首は可愛い系ですね。(笑)フランキーの細やかな心遣いの詰まった夢の船。これからのルフィたちの航海をしっかり支えてくれそうな、とても心強い船だと思います。

 

 

(↑記:08/02/22↑)

(※08/07/22 ブルックを追加)

 

 

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