botan-ao.gifSTRONG WORLD」舞台挨拶レポ(?)botan-ao.gif

 

ルフィ役・田中真弓さん&ナミ役・岡村明美さん&フランキー役・矢尾一樹さん

 (TOHOシネマズ与次郎 2009/12/26 1215〜の部 上映前

 

 

★まさかワンピの映画舞台挨拶が、我がバンビアイランド県にまで来ようとは!!

 というわけで、脳内に焼き付けた記憶を辿りつつのレポートです。発言そのままではなく、こんな流れでこんな感じのことを仰っていましたよ〜…ぐらいに受け止めていただけると幸いです。(苦笑)

 

 

チョッパー帽をかぶったカワイイお姉さんMC(以下、に紹介され、ナミ役の岡村明美さん(以下、ルフィ役の田中真弓さん(以下、フランキー役の矢尾一樹さん(以下、の順に登場!

皆さん、ワンピ関連のTシャツを着ていらっしゃいました。

 

 まずは船長さんから。

 

「おれの仲間に何かしたのかぁーっ!!!」

 

 出だしからやってくれました、ルフィ!!(嬉)客席からも「おぉ〜!」とざわめきが。

 次の岡村さんは、ナミさんの台詞は出なかったものの、可愛くステキに自己紹介。

 そして矢尾さんは、フランキーのみならず、ボンちゃん、ジャンゴまでしてくださいました!!サービス精神がステキ過ぎます。

 

「懐かしいねぇー、ジャンゴ!」

「うん、ほんとに」

「最近はボンちゃんが活躍してるけどね」

「ですよね、大活躍!」

 

 ところが実は、鹿児島ではその時まだ、時代劇スペシャル・お神輿編の放送が終わったばかりだったりして……。(苦笑)

 映画連動スペシャルの話題も後半で出てきたのですが、ネット上か何かで観ていない限り、鹿児島のお客さんは「???」だったんじゃないかなぁ……と。実際、観客の反応が薄くて、御3方もちょっと「?」となっている場面がありましたし。

(スタッフさん、事前に御3方に放送が遅れてることは話しておいた方がよかったんじゃ……。苦笑)

 

 

まずは、せっかく来たからと鹿児島に関する話題。

 

「到着早々、アツアツのさつまあげを頂いちゃって。さっきみんなで食べたんだよね」

「ねぇ。美味しかったー」

(舞台そでのスタッフさんに向かって)本当、お気遣い有難うございます!」

 

 ちょっと飛んで。(苦笑)

 

「ワンピース映画10作目、大ヒットしていますが、みなさんはこのヒットは予想されていましたか?」

「いやぁ、勿論ね、台本読んだり収録したりしていて『これは凄い映画ができるぞ!』っていうのはあったんですけど、ここまでヒットするとは思わなかったですね」

「記録もね、いくつか塗り替えているんですよね、東映さんの」

「そうそう!他局のニュースとかでも話題を取り扱ってくれたりしてね」

 

 他局のニュース!知りませんでした〜。(フジ系列はチェックしてたんですけどね。めざ●しテレビとか。笑)

 

「鹿児島も、たくさんの方が今回の映画を観てくれているということで、今回こうして、ワンピース初の九州舞台挨拶をすることになって。しかも九州、他にもあちこち行くんですが、九州の最初がこの鹿児島なんですよ!」

 

 ここで観客、「おぉ〜!」と盛り上がっていました。

 続けてMCさんが、鹿児島の劇場のことも含めつつ、今回の映画の興行収入等々の数値情報をご紹介。

 

「観た人の満足度が98%っていうのが凄いよね。100%じゃないところが、またいい。だってさぁ、100%とか言われると、逆に嘘っぽいじゃない?こういうのってやっぱり、人それぞれ好みがあると思うからさ」

 

 矢尾さん、さすが大人発言です。

 ここで、御3方は鹿児島に来たことはあるのか、という話題に。

 

「はい、私はありますけど……(横の2人を見る)

「うーんと、ね……。来たことあるかもしれないんだけど……」

「俺達って結構、日帰りであちこち行ったりするからねぇ」

「そうそう、泊まったりすれば覚えてるんだけどね。熊本とか宮崎は結構来てると思うんだけど……。今日もね、鹿児島の後は熊本に行って」

「泊まるのは熊本なんですよね」

「そう、そうなんですよ」

「だから多分、こっちに着いてすぐ、スタッフさんがさつまあげくれたんだろうね」

「あ、そうだね。熊本に行っちゃう前に、郷土の味を!と」

(舞台そでのスタッフさんに向かって再度)本当、有難うございます」

 

 ちなみに真弓さん、2年前にルフィとして鹿児島のイベントにいらっしゃってます。(笑)

 やっぱり色々お忙しいと、いちいち覚えていられないんでしょうねぇ。本当、お疲れ様です。

 

 

話題はようやく(?)、映画の内容について。

 

「今回の映画は、尾田っちの総指揮ということで……」

「え?葬式?(←アクセント変化。)尾田栄一郎の葬式?」

「違うって!生きてるって!その葬式じゃない!!総合の『総』!『総』・『指揮』!(←身振り手振りで、『総』と『指揮』を分けて説明。)

 

 観客、爆笑でした。

 ちなみにこの矢尾さんのボケは、後半でもまた出てきます。その時は真弓さんも、「うん、くると思った」と仰ってました。(笑)

 

「今回の映画では、ナミをすごく可愛く描いてもらえて。それが嬉しかったです」

「そうだね。ナミ、今回はヒロインだもんね。あと、衣装がね。ロビンもそうなんだけど、ナミの衣装が!」

「観ている男性は、きっと嬉しいと思いますよ」

「特にね、ラストシーンでナミが着る服には注目してもらいたいですね」

 (「あぁ〜!」と、岡村さんと矢尾さん。)

「監督の要望で尾田っちが描いた服なんだけど、男性はラストシーンは心して観てください」

「そして女性の方は、『あ、こういう格好すればいいのか』って参考にしてもらえばいいんじゃないかと(笑)」

 

 またちょっと飛んで(苦笑)。

 

「討ち入りのシーンで、ゾロが言う一言があるんですけど。あれがね、私すっごく嬉しかったの。何ていうかね……」

(慌てたように)まだ上映前だから、あんまり詳しくは言わない方が……」

「あぁ、そっか。うーん、とにかくね、あの台詞は収録の時に聞いてて、ルフィというより私のテンションが上がった!ぜひ、討ち入りのところ、注目してください」

 

 これはおそらく、シキを追いかけるルフィの邪魔をしようとしたDr.インディゴに向けてゾロが言った台詞のことでしょうね。

 確かにあのシーンはかっこよかったです!!あのゾロの後にサンジ君も続くんですが、サンジ君のことは一切出ませんでしたね。ゾロおんりー。(笑)

 

「アニメも映画も10周年ということで、本当に凄いですね」

「ねぇ。本当に、みなさんの応援のおかげです。放送当初から観て応援してくれている人とは、10年目のお付き合いになるわけで。放送当初に10歳だった子は、成人式を迎えちゃうんだよね!すごいよね、本当」

「ちなみに今10歳だっていう子、ここに来ていたりしますか?」

「あ、そうですね。もしいらっしゃったら手を挙げてもらって……」

 (どうやら手が挙がったようです。)

「あっ!後ろの方に1人!」

「いたねぇ!」

「君が成人式の時もワンピースやってるから、応援しててくれよ!」

 「そうなの!?」と、真弓さん&岡村さん。そして観客も。)

「だって、尾田栄一郎がまだ半分もいってないみたいな事言ってなかった?だからアニメもあと10年ぐらいやれるよ絶対!」

 

 本当、アニメも永く続いて欲しいです。途中で打ち切りとか寂しすぎる……!!

 

 

収録現場の様子について。

 

「せんべいをよく食べるね」

「あ、そうだねぇ」

「収録現場って、実は結構、差し入れは甘いものが多いんですよ」

「確かにそうですね」

「それで俺達、飽きちゃって。(笑)しょっぱいのが欲しい!って言ったらね、スタッフさんが変えてくれて」

「そう。で、最近はおせんべいが多いんだよね」

「そうだったんですか。ちなみに、そのおせんべいは何せんべいですか?味とか……」

「『納豆せんべい』とかあったよね?」

「あぁ!食べた、食べた!」

 (観客、ちょっとザワザワ。)

「え?納豆味のおせんべいですか?」

「これがねぇ、びっくりするでしょう?でも結構おいしいんですよ」

「ね、ほんとに。ネギとかカラシとかも載っててね。ほんとに納豆味」

「みなさんも見かけたら食べてみて!ほんとに美味しいから」

「あっ、でも鹿児島の人って、あんまり納豆食べないんじゃなかったですっけ?ねぇ?(←客席に向かって)

 (観客の反応が、ちょっとまばらです。)

「じゃあ訊いてみよう。(片手を挙げつつ)私、納豆好きって人―?」

 (観客から結構な数の手が挙がりました。)

「いるじゃん、一杯!(笑)」

「あれ?違ったかな?(苦笑)」

 

 みんなからツッこまれる岡村さんが、すごく可愛かったというか微笑ましかったというか……とにかく、見ていてほのぼのする光景でした。やっぱり麦わら声優陣は仲良しですね!

 ちなみに私も、鹿児島人があんまり納豆を食べないという情報は初耳でした。

 

「じゃあ、その納豆せんべいを食べつつ、この映画は作られた、と」

「あ、いや。納豆はそのもうちょっと後だったような……。映画の前のスペシャルの……えーっと、何だっけ?映画……『連続』?」

「『連動』?」

「あぁ、それか!映画連動スペシャル。その時に納豆せんべいは食べました」

 

 “連動”という言葉がなかなか出なかった真弓さんも可愛かったです。(笑)

 

 

実際に完成した映画を、一観客として観た時の感想について。

 

 まずは岡村さん。

 

「製作にすごく時間をかけていて、その分、画面もいっぱい描きこまれていて、すごく……『高画質』?違いますね、えーっと……『出来がいい』?(苦笑)」

「何か違うよね(笑)」

「えーっと……、とにかくすごく綺麗だなぁと。なので、皆さんにもぜひじっくり観て欲しいです」

 

 さっきの真弓さんが移ったのか(?)、今度は岡村さんが言葉が出てこない状態に。(笑)

 続いては真弓さん。

 

「劇場に独りで観に行ったら、隣が40代ぐらいのおじさんだったのね。で、その人は初めてワンピースを観るみたいだったんだけど、後から来た奥さんと娘さんに『ごめんね、今日はおれのワクワクに付き合ってもらっちゃって!(←ウキウキした感じの口調で)』って言ってたの!」

 (そのほのぼの加減に、観客からも笑いが。)

「で、観終わった後に『彼らはいいチームだねぇ』って言ってて。それぐらい、ワンピースを知らなくて初めて観る人でも楽しめる作品になったんだなぁと。ただね、『何で(ルフィは)腕が伸びるの?』っていう質問も出てて(笑)」

 (観客、また笑い。)

「ね、(ワンピースを)知らないとそこからになっちゃうんだけど、でもそれは、この映画をきっかけに初めからワンピースを観てもらえればいいわけで。そういう意味でも、色んな人に楽しんでもらえるものになったんじゃないかと思います」

 

 そして矢尾さん。

 ちょっと繋がりが曖昧なので(すみません)、お言葉3つ、連続で書きます。

 

「実はこういう映画っていうのは、シーンは順番じゃなくてバラバラに収録するんですよ。だから、収録しただけだと、完成がどんな風になるかは分からなくて。実際に完成した映画を観て初めて、『あ、あそこはこんな風に繋がっていたのか!』って分かる」

 

「普段はこういう仕事してると、見ながらつい、色々と余計なことも考えちゃうんだよね、仕事柄。でも、今回のこの作品ではそういう思考が出てこなかった。観ていて純粋に楽しめた」

 

「原作者の尾田栄一郎がね、メールで「自信がある」って言ってきたんですよ。『原作者がそんな風に言うなんて、どんだけ凄い映画なんだ』と思って観たら、ほんとに凄かった!映画の一番最後の一言がね、ほんとにグッとくる」

「あぁ、あれはねぇ。くるよね」

 (岡村さんも無言で頷いてらっしゃいました。)

「これ以上は言わない方がいいんだろうけど、とにかく最後、聞き逃さないでください」

 

 

最後に、これから映画を観る観客へ一言。

 

 こちらもまずは、今回可愛さ全開だった岡村さんから。

 

「今まで『ここを観てー』とか色々言ってきたんですけど、もう何にも考えずにただ観て、そして楽しんでほしいと思います」

 

 続いて、今回もお茶目っぷりが光っていた真弓さん。

 

「今回、ルフィはずっとかっこいいです」

「かわいいところもあるんですけどね」

「まぁ、そうね。(笑)でもほんとにかっこいいです。あと、実はね、劇中でゾロ役の中井くんのオナラがいっぱい活躍してるんですよ(笑)」

 (観客、爆笑です。岡村さんが横で小さく「無い、無い。」という感じで片手を振っていらっしゃいましたが。笑)

「どういう風に使われているかは、ご覧になればすぐわかると思うので、楽しみに観てください!」

 

 声優さんSBSでも出ていた中井さんの『鬼斬り!』ネタ+Dr.インディゴの足音のことを仰っているんでしょうが……。中井さん、その場にいなくてもいじられてしまうんですね。(笑)

 最後は、今回の舞台挨拶で特に劇場を盛り上げてくださった、矢尾さん。

 

「今回の映画では、エンドロール……最後の歌と一緒にバーッと色んな人の名前が出るやつのことですが、そこに、こういう映画には珍しく「振り付け」っていう文字があるんですね。で、その下に振り付けした人の名前も出るんですが、どうしてそんな役割が必要だったかは、観てもらえばすぐわかると思うので、ぜひ観て確かめてみてください」

 

 

以上、おそらく15分以上あったんじゃないでしょうか。舞台挨拶終了でした。

 あっという間な感じがしていたんですが、こうして思い返して文字にしてみると、沢山語って下さったなぁと改めて実感&感謝です。

 

色々と抜けていたりするのはもちろん、話題が前後している部分もあるかもしれませんが、管理人が脳みそフル回転で記憶した、舞台挨拶の大体の内容でした。

 ここまでお付き合いくださった方、ありがとうございました!

 

 

 

 

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