ONE PIECE FILM 「STRONG WORLD」感想
※パンフレットや零巻、設定画集、色々な雑誌(Switch
2009年12月号・ONE PIECEぴあ・メンズノンノ2010年1月号・声優アニメディア2010年1月号)でのインタビューで語られていた話題も含みます。ネタバレにご注意ください。 ※思いつくままに箇条書き的につらつらと書いてみたところ、びっくりするほど長文な感想になってしまいました。(苦笑)各項目での話題の中心を赤文字にしてあるので、赤文字をチェックして興味のある項目だけ読む、というのもアリかと。 ※バカの一つ覚えのように「かっこいい!」という言葉を連呼しています。すみません。(苦笑)でも本当に全編通してかっこよかったんですもの!!! |
・尾田先生が製作総指揮ということで、麦わら一味のどんな新たな一面が見られるのかと、拝観する前からすごくワクワクしていました。 ・キャラクターデザインも、尾田先生がオーディションしてまで選んだというだけあり、原作の雰囲気そのまま!!ステキな動画を本当に有難うございます、スタッフさん!! ・海軍でのゴタゴタの後は(ガープさん達、飛ばしてごめんなさい!)、メルヴィユに場面が移りますが。この、背景の綺麗さ。 永い時間をかけて、とにかく沢山描き込んだとのことですが、まるでジ●リ作品のようなハイクオリティではないかと。スタッフさん、本当にお疲れ様ですっ!! ・冒頭のルフィで、テログマに最初の一撃を弾かれて樹に吹き飛ばされるシーン。伸ばしていた右腕を元に戻して、握っていた右手の拳を開く瞬間があるんですが、その微かな動きがめちゃくちゃカッコよかった!!(←細かっ!) 今回の映画のルフィは基本的にずっとかっこいいんですが、映画内で私が最初に彼に射抜かれたのはこのシーンでした。 ・“巨人の銃”使用後のチビルフィは、その見た目と声で、劇場でも「可愛い!」というお客さんの声が上がっていました。あの大きな森ダコに乗っているせいで、余計に小ささが強調されていて。本当、可愛かった!! ・ブルックさんの冒頭での“鼻唄三丁矢筈斬り”。久しぶりに見られて嬉しかったです!かっこいい。 ブルックさんの行為を理解して、軍隊アリ達が迫ってきても平然と歩きだすロビンちゃんとフランキーという図も好きです。今回の映画で最初に出てくる、麦わらチームの信頼関係が表れているシーンじゃないかと思います。 ・尾田先生も、普段キャラクターがしないような格好を意識してデザインしたとのことですが、ロビンちゃんの白緑ニットワンピは特に印象的でした。見ている男性陣の多くがチラリズムを期待するスカート丈ですね。(笑) 同じことは、ラスト側のナミさんのシャツ1枚姿でも言えますが。ナミさんのは監督さんの希望とのことでしたが、きっと世の多くの男性陣の希望でもあるのでしょう。(笑)設定画によれば誰かのシャツを借りて着たということですが……ここは妄想力が試されているのでしょうか?(笑) ・オープニングムービーもお洒落!!特に、「ONE PIECE」の文字が出てくるところが「おぉっ!!」と胸を鷲掴みされました。 ルフィが宣言通り、森ダコに齧りついていたのもツボ。(笑) ・プールでのナミさん、ここも男性陣へのサービスショット満載でしたね。でもわざとらしくない演出だったので、観ていて嫌な感じはしませんでした。 ルフィと合流した後のお着替えシーンもそうですし、先述した回復後の白シャツ姿もそうですし、あと後半の、シキにより檻(?)に囚われた時のナミさんのポーズもセクシーでした。(←緊迫シーンなのに、そんなこと思ってほんとにごめんなさい。) ・シキ、スカーレット隊長、Dr.インディゴの初登場シーン。ミュージカルかと思わせるほどのダンスを披露しながらの登場は、すごく印象的でした。 尾田先生が、映画には漫画に無い音という要素があるから、そこを活かしたいと仰っていましたが、このシーンもきっとその一つなんだろうなぁと。 その後の三人のコント(?)もいいアクセントでした!ワンピの敵キャラさんは、いつもどこか憎めないですね。 ・サニー号でのチョッパーのピンクバスローブ姿。どう見ても、着ぐるみが更に着ぐるみを着ちゃったとしか思えない。(笑)犯罪級の可愛さですね、あれは。 それに対して、ゾロの冒険服。尾田先生曰く、彼の精一杯のサバイバーファッションとのことでしたが……そうか、精一杯はこれなのか。(笑)サニー号時のシャツ姿や、最後の戦闘時のスーツはキマッてるんですけれどね〜。 そういえば某雑誌のインタビューでも、勝平さん(ウソップ役)が、殴り込み時のゾロのスーツはかっこよすぎるから、ゾロじゃなくてウソップがチョイスしてあげたんだろうと仰っていました。どうやら声優陣の間でも、ゾロはファッションセンスが無い人種だと認識されているようです。(笑) フランキーのバナナバズーカも、色んな意味で凄かった!インパクトありすぎです。(笑) ・サンジ君から貰ったということでしたが、ブルックさんが煙草吸ってるのはちょっと意外でした。新発見! 煙が鼻からじゃなくて目から出た方が面白いだろうという、尾田先生の細かいこだわりにも脱帽。 ・自分の能力で東の海に送ってやろうというシキに、独り明らかに怪訝そうな表情のゾロ。そしてその警戒は見事的中。(まぁ、この時はシキの能力がその警戒を上回ってしまいしたが。苦笑) 更に、シャオが隣家にお茶の葉を貰いに行って、村に男の人が戻ってきたと報告しに家に帰ってきた時も、嵐の中でも眠れる男・ゾロが目を開けて、渋い顔をしていましたし。そしておそらく、その直後にシキが再びナミを連れて行こうと現れた。 やっぱりこういう、危機への本能的敏感さは、彼の担当のようですね。 ・春島組のサンジ君とウソップ。 “顔を真っ赤にしながら女性陣の名前を叫ぶ→現れた動物を吹き飛ばす”の連続だったサンジ君。あまりにも彼らしい!!(一緒にいるウソップは気の毒ですが。)劇場でも笑いが起こっていました。 演じている平田さん(サンジ役)は大変だったでしょうけれどね。ご本人も、サンジがあんなに大声で叫んだのは初めてだったかも、と仰っていましたし。周囲の麦わら声優陣も、平田さんを心配したとか。(笑) ・トラマタの髭から逃げるために、片手にウソップの足をつかみながら片手でツタ伝いをするサンジ君、凄かったです。ツタに揺られてクルクル回る図が、個人的にツボ。(笑)トラマタに気付いて、文字通り目が飛び出ていたのも、原作っぽいなぁと思いました。 足を掴むといえば、映画のラスト側でも、サンジ君がウソップの片足を掴んで引きずりながらサニー号へと向かうシーンがありましたよね。このままじゃウソップの足、そのうちもげてしまうんじゃ…。(苦笑) ・サンジ君がトラマタを撃沈させた後の「おれの指示通りだ!」というウソップの発言も、お約束だけどやっぱりちょっと笑っちゃいます。 ・村人に小舟に引き上げられて目覚める時のサンジ君の顔が、びっくりするほど色っぽい!!劇場でも黄色の悲鳴がチラホラ上がっていました。 その後に映るウソップの気絶顔のギャップにも、ちょっと笑ってしまいましたが。(ごめん、ウソップ!) ・村を見渡した途端、村人の腕の羽よりも、若い女性がいないことに反応したサンジ君。これまたお約束ですね。(笑)でも飲み物を渡してくれた親切なおばさまには「マダム」と対応。何だかんだで、女性みんなに紳士ですね。 あ、でもW7の水水ハクサイの件ではお店の方に「おばちゃん」と声をかけていたような……。ドクトリーヌにも「ババァ」とか……。あぁでも、ドクトリーヌも最終的にはレディ扱いで、アフロ攻撃から守ってあげていましたね。うん、やっぱり女性には基本的に紳士ですね、彼は!(と、無理やり纏めてみる。笑) ・ゾロのチョッパーへの「お前の毛皮、貸してやれよ」発言は、冗談なのか本気の天然なのか。……やっぱり後者?(笑) ・ちょっとしたことで気絶しちゃうシャオ。所々で気絶してしまい、本人は大変だったでしょうが、観ていて面白い&可愛らしかったです。 ・ゾロと小さい二人組(チョッパー&シャオ)。この三人が絡んだ時には、それぞれの可愛らしさ(ゾロはちょっと違う?)が合体して、ものすごいことになっていたと思います。 マンモスデンスに乗ってる時の3人の姿勢とか、マンモスデンスから落下したゾロの上に続いて落ちてくる二人とか、鼻栓チョッパーと「あんまり吸わない方がいいよ、毒だから」「先に言え!!」の件とか。とにかく全てが微笑ましかったです。 ・シャオの家の前で再会した時のゾロとサンジ君。二人同時の「何だ、お前か」のシーンで、二人の関係性というか距離感をちょっと再確認しました。ちなみにここ、劇場ではやっぱり笑いが起きていました。(笑) この後、チョッパーが出てきてウソップに抱きつく姿がめちゃくちゃ可愛かったです!!サンジ君のリュックをクッションにして飛び跳ねるとか、細かい動きがまた可愛らしさをアップさせてますよ!! ・ビリーも、チョッパーに負けず劣らず、めちゃくちゃ可愛かったです!電撃で気絶したナミさんを起そうとするあまり、激しく突きすぎて、逆にナミさんにビシッとつっこまれるところもツボ。(笑) その後の戦闘ではすごく活躍してくれましたし、ほんとにいい鳥さんでした。 ・ルフィとナミさんがビリーに乗って島の様子を探るシーン。ルフィがナミさんを肩車するような状態で2人が乗っていて、ちょっとびっくりしました。 まぁ、並んで座るにはビリーの背中が狭かったというだけでしょうが、世の男性陣はきっとルフィが羨ましかったはず!(笑) ・ザリガニやらバッタやらをバイクにしちゃうなんて発想は、やっぱりフランキーだからこそっ!! フランキーに言われるまま「ザーリーダビットソン♪」と、呼ぶどころか歌っちゃうブルックさんもツボでした。あ、でもサニー号のことはまだ「ライオンちゃん」と呼んでましたね、ブルックさん。(笑) ・シャオ一家の、シキが早く東の海に行ってしまえばいいのに、という会話を聞いた瞬間のナミさんの表情が印象的でした。 辛いに決まってますよね。故郷がシキに襲われるのは絶対に嫌だし、かといって、シキに支配されて怯えながら生活するシャオ達の気持ちも、過去の自分の経験から分かる。私も見ていて辛くなったシーンです。 ・夕日の中、シャオの家に潜んでいたナミを再び連れに来たシキに対峙する、ルフィ達5人。あの背後からの立ち姿のアングルは最高にカッコよかったです。拝観していて、ゾクッときました。 それに続く、5人がシキに向かって駆け出していく動きも、すごくスピーディーで。ワンピでああいう動きを見たのは初めてのような気がして、新鮮&かっこよかったです!! 動きの速さでいえば、ラスト側のシキとルフィ&ビリーの対決もスピーディーでした。シキの攻撃で一旦ビリーから落下するルフィ、でもその勢いのままグルリと前転(側転?)して、またビリーの背に乗り攻撃を繰り出す。あの一連の動きも「おぉ!!」と思ったシーンです。 ・夕日の中、ウソップがシキに向かってカブトを構えるシーンのカメラアングルも、新鮮でした。まさに、カブトにセットされた弾の視点。アニメというより、実写映画にありそうなアングルだなぁと思いました。 そういえば、後半の対シキ戦で、ルフィがウソップたちの所に駆けつける直前。「絶望のうちに死ね!」と、シキが雪の獅子で攻撃してくるわけですが、シキの目の中にその雪の獅子を重ねているところがあったんですよ。あれも、実写映画っぽい表現だなぁと思いました。(←あくまで個人的な感覚ですが。) ・サンジ君が、攻撃した片足をシキに捕まれピンチに陥った時に、助太刀(?)しようとしていたゾロがルフィに気付いて構えを解き(ここでチョッパーはルフィに気付いていなくて、焦ったままなのもポイント)、ルフィがゴムの力でシキにタックル! この流れだけでも好きなのに、空中を落下しながら「(シキと)何か話してるとこだったか?」「別に」というルフィとサンジ君の遣り取りで、完全にやられました。これも、「そうそう、ワンピースってこうだよね!」と思ったシーンの一つです。 基本的に何も言わなくても、戦闘中に仲間がどう動こうとしているのか、何をしようとしているのかがお互い通じ合っていて、だからこそ可能なあの流れるような連携プレー。おまけに、サラッとした会話の裏に信頼関係が滲み出ていたり。ほんとにいいなぁ、この一味!! ・取り囲んでくる土の獅子を、ルフィが腕で粉砕→ゾロがサンジ君を呼び、ルフィの両脇からそれぞれ走り込んでパワーシュート!→その隙間を縫って、ウソップがアトラス彗星→ゾロの斬り込み! 結局シキに跳ね返されてしまうものの、一連の流れが本当にかっこいい。 ・シキによって土に埋められたウソップが、必死に意識を保ちながらナミさんに語りかけるシーンは、すごく心が揺さぶられました。 ここは拝観していて、エニエス・ロビー編での、海列車の中でウソップがロビンちゃんにルフィを信じろと語りかけていたシーンを思い出しました。他にも今回の映画ではいくつか、原作のワンシーンを思い出す場面がありましたが、このシーンでは特に強く思い出されました。 ウソップ、大好きだー!!(泣) ・ナミさんが意を決して、シキに膝を折り仲間にして欲しいと告げるシーン。CMでもチラリとは流れていましたが、やっぱり実際に観るともう!!(泣) その後のナミさんが、シキに裏切りがバレるまでほとんどずっと無表情なのも印象的でした。 ・由里子さん(ロビン役)も仰っていましたが、ナミさんの前でひどいことを言ってしまったと後悔するシャオ一家にルフィがかけた言葉には、ジーンときました。 慰めようなんて意図はなく、本心からそう思っていて、サラッとこういうことを言えてしまうルフィ。そんな言葉だからこそ、きっとシャオ一家の気持ちは少なからず救われたんじゃないかと思います。 その後の、ナミさんからのトーンダイアルを聞いて怒るルフィも、「あぁ、ルフィってこうだよね。」と改めて再確認させられたというか…。 どちらもワンピースらしい、尾田先生らしいシーンだと思いました。そしてどちらのルフィも男前! ・シキの王宮の周りのダフト・グリーンを破壊しようとしたナミさんが、シキたちに見つかってしまうシーン。シキが約束を守らないであろうことを見抜いていたのにも、彼女の成長を感じました。(アーロンの時はまだ、アーロンの持ちかけた約束を信じていたこともありましたが。) 故郷が滅茶苦茶にされるのも、凶報に苦しむ仲間の姿も見たくないというナミさんの叫びは、聴いていてなんだかもう堪らなくなりました。 ・“風来バースト”で総会場に船ごと乗り込み、ルフィ達が船縁にズラリとシルエットで並ぶシーン。すごくかっこよかったんですが、零巻に載っていた脚本の一部によると、船縁に登場する順番や、サンジ君による台詞がいくつかあったようなんですよね。 やっぱり2時間には全ては収まりきらなかったんでしょうか?チョーさん(ブルック役)も、ブルックの面白いシーンが大分カットされてしまって残念だったと仰っていましたし…。 もっとも管理人は、この零巻に載っていたシーンは、脚本を読みながら勝手に脳内で妄想映像&平田さんボイスで再生させましたけどね。(笑) ・シキのいる部屋に入ってくるシーン。まずゾロが一枚襖を斬り、続いてかっこよくもう一枚……と思ったら、出てきたのはウソップの足!(笑)続いて「こうやるんだよ」とサンジ君がそれを蹴り飛ばし、足を襖に突っこんだままだったウソップは当然、襖ごと前へ飛び。慌てて襖から足を引き抜いて後方へと戻ると、何事も無かったかのようにみんなとともに並ぶ。(笑) かっこいいシーンの前の、このちょっとした笑いがまたいいんですよねぇ。緩急の付け方、大好きです。 ・この↑のシーンの前の、回廊を一列に並んで歩いてくる麦わらの一味。開け放った襖の前でズラリと並んだみんなの奥から独り登場する、船長ルフィ。携えた銃器の先端までキラリと輝いています。そしてバックのBGM!!かっこいい以外の言葉が見つからないっ!!! このシーンでは、劇場内も、シン…としていました。皆さんきっと、息をのんで画面を食い入るように見つめていたんじゃないでしょうか。 ・ナミさんは自分を犠牲にしにきたんじゃなく、一番に敵陣に戦いに行ったんだというルフィの言葉も、グッときました。本当、この一味のスタンスは絶妙ですよね。最高です! その後の「おれたちが本隊だ!!」ではもう管理人、心の中で「ルフィー!!!!」と大絶叫。いい意味で一番ゾクゾクした瞬間です。 ・やっぱり銃器を使う麦わらメンバーは新鮮でした。そしてカッコイイ!!今までにも、扉絵では何度か彼らが銃器を担いでいたり構えていたりする姿を見ましたが、やっぱり動きがつくと感慨も一入。 こういう武器って、普段はウソップやフランキーの専門のイメージですが、確かに他のメンバーだって、使っていてもおかしくはないんですよね。原作でも、サンジ君がミス・オールサンデーに、ロビンちゃんがアイスバーグさんに銃を構えていたことがありましたし。 ・中央奥のシキに向かって歩き出すルフィの邪魔をしようとする海賊たちを、まずはロビンちゃんとブルックさんが片付け。 逃げ出すシキを更に追うルフィに立ちふさがる、Dr.インディゴとスカーレット隊長を止めるのは、ツートップのゾロとサンジ君。 ここも凄く麦わらメンバーの立ち位置を象徴していますよね。船長の行く手を邪魔するものは、船員たちが薙ぎ払い道を開ける。今回の映画の戦闘シーンで大好きなものの一つです。 ・ビリーの協力を得ながら、檻の中でココヤシ村のことを想うナミさんですが。 原作でも出てこなかった、ナミさんがノジコお姉さまからブレスレットをもらうシーンを映画で拝観できたのは、ほんとに嬉しかったです。 ・ゾロ、冬島の雪の中の遭難はお約束として、かっこよさ全開の対Dr.インディゴ戦後も方向音痴っぷりを披露してくれたのは、さすがとしか言いようがありません。(笑) 先述しましたが、かっこいい、あるいはシリアスな後の、こんなちょっとしたギャグでの緩急のつけ方も、観ていてやっぱりワンピースという感じがして、大好きです。 ナミさんを助けにきたウソップとチョッパーが、迫ってくるクリーチャー達を見て、一気に檻(?)を引っこ抜いて走り出す姿にも、つい笑ってしまいました。 ・某映画のワンシーンの如く、ロビンちゃんに迫るスカーレット隊長。そこへ怒り心頭で救出に向かうサンジ君ですが……彼が報われないのはもうお決まりですよね。(泣笑) ブルックさんに美味しいところを取られるというオチは、今までのサンジ君の原作での扱われ方で容易に想像できましたが、やっぱり実際に見ると哀れで…。 サンジ君が悲痛な叫びと共に落ちていくシーンでは、劇場でも笑いが起こっていました。(笑)とどめのブルックさんのスカルジョークも光ってます。 ・解毒剤のおかげで、チョッパーの背中で意識を取り戻すナミさん。みんなが助けに来てくれたと分かった瞬間、感謝を言いながら涙を溢れさせる彼女の声と表情にグッときました。 あんな涙声は、アーロン戦の時以来じゃないでしょうか。岡村さん(ナミ役)、素敵な演技有難うございます!! ・シキとの最終戦で、シキに一旦吹き飛ばされ、地に落ちたルフィとビリー。 ビリーにまだ飛べるかと訊き、それに応えるように咆哮したビリーを見て、ニッと笑うルフィの顔が!「あ、こんな顔するんだ」と思わされました。 今回の映画のルフィは、ほんとどうしようってぐらいかっこいいですよ!!(←どうもしなくていいぞ。笑) ・ウソップがナミさん援護のためにシキに向かって撃った「天龍星」(←漢字は想像です。)、もしかして初登場でしょうか?原作で見た覚えがないような……。(出ていたらすみません、管理人の記憶力の問題です。) ・ルフィがシキに勝ち、ビリーに乗って船に帰ってくるシーン。チョッパーとブルックの姿がいい!! 大泣きのチョッパーと、人獣型のチョッパーの身長に合わせて、イイ感じに座り込んでくれているブルックさん。思わず笑ってしまいました。 ・ラストシーンで、回復したナミさんが芝生甲板に出てきた際、ルフィだけ魚釣りをしながら拗ねた表情で振り返るのが可愛かったです。 そしてその後の、トーンダイアルを奪い合うルフィとナミさん(途中からウソップも)は微笑ましすぎますよ。どっちも可愛い!! 今回の映画、ワンピファンは勿論ですが、ルナミ好きさんにとっては余計に堪らないものだったんじゃないでしょうか。田中さん(ルフィ役)も、ルフィは今回の映画で初めてナミをいい女だと認識したんじゃないかと仰っていましたしね。(笑) ・竹中さんは、本当にさすが。シキにハマりすぎでした。尾田先生も仰っていましたが、きっともう、竹中さんしかできない役。 前回のみのさんに続き、敵キャラゲスト声優さんの演技は本当に素晴らしいですね! ・零巻や設定画集の尾田先生のコメントに、この映画がルフィの17歳での最後の冒険だという記述があったのですが、あれはつまり……本編でルフィが18歳を迎えるシーンがそのうち出てくるということでしょうか? サ●エさんやド●えもん方式じゃなく、キャラクターが歳をとっていくなら、そのうち他のクルーの誕生日もきた…り?色んな意味で今後が楽しみです。 |
長文、ほんとに失礼しました……!!