「無茶です」

「できるって」

「無謀です」

「大丈夫」

「どっからくるんですか、その自信」

「だって、」

 

「いざという時は、あんたがいるだろう?」

 

 

 

『隊長、そりゃいくらなんでも無理だ』

『無理じゃない。それに』

 

 ――いざという時は、お前がいるしな。

 

 

 

 

「……妙なとこばっか、名付け親に似ないでください」

「は?」

「いーえ、何でも。それじゃあ行動開始といきますか、坊っちゃん」

 

 

 

 

 

正しい答えを出せた?

さぁ?どうだろう。

でも、ここまで傍迷惑な無条件の信頼を寄せられて

それに応えないなんて、出来るはずもない。

 

 

 

あとがき

個人的・ちょっとしたお試し作でした。もはやこれは駄文とも呼べない気がしますが、会話文だけでどこまで妄想が広げられるかに挑戦。

管理人、みんなから頼られるお庭番は大好きです。しかも何だかんだで結局それをこなせちゃうお庭番とか大好物です。だから!原作で大変なことになってるお庭番も、絶対大丈夫なんだよー!!!(と、現実逃避。)

 

 

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